社長挨拶

高度成長期を迎える前の昭和33年、川崎の浜で海苔養殖を営んでいた弊社創業者が東京湾の水質問題をきっかけに海苔養殖の仕事から転業し、編み機の編み針の電解研磨を手がけたのが弊社の始まりです。

多くのお客様のご愛顧に支えられ、今年で65期目を迎えることができました。ひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と、心から感謝いたしております。

日本の高度成長と電子部品産業の発展や自動車のハイブリッド化、EV化にあわせて、圧着端子、半導体リードフレーム、コネクター、自動車向け電子部品へと、弊社が携わるめっきも広がってきました。

また、最終製品、部品の高性能化に伴い、めっき被膜に求められる機能も多様化・高度化しております。

こうした時代だからこそ、弊社が得意とする多品種少量生産に対応した柔軟なライン構成、そしてそれらを支える40名を超える技能士集団が、皆様のニーズにお応えできるものと信じております。

これからも、表面処理の技術を通じて、地域、産業、日本経済の発展に、微力ながらも貢献していきたいと考えております。

株式会社　薄衣電解工業

代表取締役社長大森薫

我々は創意と熱意と誠意をもって
顧客の信頼にこたえる製品を創造し
社会と調和のとれた会社の発展と我々の福祉向上をめざし
一人一人の英知と努力が正しく報われる
理想の会社を協力してきずこう