優れた電気伝導性と、光の反射性により、電気自動車・ハイブリッド自動車や、LED等省エネ、環境関連分野での需要が急増しています。
銀めっきは、電気伝導性は金属中で最良という優れた物性から、スイッチやリードフレーム、電気自動車の給電コネクター等、極めて広範囲な分野で利用されています。また、実用金属の中では最も明るい銀白色であり、LEDの反射鏡として広く利用されています。
銀めっきの特徴Feature
各環境規制への対応
・鉛、ビスマス等、重金属不使用タイプの液を使用
・RoHS2、REACH等の各種環境規制にも対応
・めっき被膜の定期分析による規制対象物質管理
・ICPデータの迅速な提供(目安:営業日中2日)
無光沢・半光沢・光沢 等幅広い浴種
・無光沢(軟質)銀めっき:リードフレーム、ワイヤボンディング
・光沢(硬質)銀めっき:接点や端子、近年では電気自動車の給電端子等
・半光沢銀めっき:LED等電子部品
硫化防止への対応
・めっき後の変色防止処理にも対応
・密封梱包、脱硫タイプ梱包材利用等 梱包にも配慮
処理の種類・設備能力等Treatment Type and Equipment Capacity
1対応工法、サイズ、色調
工法 | サイズ | ||
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吊るし | バレル | ||
光沢銀めっき | - | 〇 | - |
半光沢銀めっき | 〇 | 〇 | 500×500 |
無光沢銀めっき | 〇 | 〇 | 500×500 |
2光沢銀めっき・半光沢銀めっき・無光沢銀めっきの特徴
外観 | 主な分野 | |
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光沢銀めっき | 光沢 | ・Hvが100~150あり、電気接触抵抗が低く、半田付性に優れる ・コネクタ分野で多く利用(特に電気自動車関係) ・無光沢銀めっきに比べ、硫化変色が進みにくい |
半光沢銀めっき | 半光沢 | ・コネクタ、端子、スイッチ類 等 |
無光沢銀めっき | 無光沢 | ・純度が99.9%と高く、ボンダビリティに高信頼性を発揮 ・リードフレーム等のワイヤボンディングに最適 |
その他注意事項等Other Notes
銀めっきの皮膜は、他のめっきに比較して粘りや潤滑性があるため、軸受のかじり防止等、個体潤滑皮膜としての用途もあります。
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